『「観劇三昧」でおすすめの動画がわからない』という人向けに動画紹介をしています。
今回は観劇三昧で配信されている動画「富豪タイフーン」の紹介をします。
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基本情報
劇団名 突劇金魚
富豪タイフーン
作・演出:サリngROCK
キャスト
山田まさゆき(突劇金魚)/井田武志(sunday)/片桐慎和子/高橋恵美子/原竹志(兵庫県立ピッコロ劇団)/松永渚
スタッフ
脚本・演出:サリngROCK 舞台監督:今井康平(CQ)/舞台美術:さかいまお/照明:大塚雅史(DASH COMPANY)/音響:児島塁(Quantum Leap*)/衣装:植田昇明(kasane)/制作:若旦那家康/フライヤーデザイン:チャーハン・ラモーン/記録映像(大阪のみ):寺田幸弘
あらすじ
名門校に通う追栄太は、すでに一流企業の内定ももらい、交際相手との結婚も見据えている将来安泰な青年。 そんな彼がある日目にした家庭教師募集の張り紙。そこにはなんと時給30,000円と書かれていました。 そしてその張り紙が貼られていたのは、世離れした一家が住む豪邸だったのです。
ここがおすすめ
全員が関西弁・会話のテンポ
関西弁の響きや会話のテンポによって、より独特で、不気味で、すこしクスッとくる雰囲気を醸し出しています。
印象的でありながらも主張を抑えた表現力
伝わるか、伝わらないかのぎりぎりを攻めた表現でとにかく観客に考えさせる。これこそ感性をくすぐる芸術作品らしい訴えかたではないかと思います。
もう一度見たくなる哲学的世界観
観劇後も自分なりの答えを探したくなるような、噛みしめるほど味がでてくる余韻がたまりません。
※評価は主観です。
笑い | 2.5 |
独創性 | 5.0 |
美しさ | 4.5 |
迫力 | 4.5 |
感動 | 4.0 |
総合 | 4.0 |
感想
無知ゆえの先入観。純粋ゆえの倫理もない想像力。 有識ゆえに大きな喜びよりも無難を選び陥ってしまう人生。 そんなことをじっくりと考えさせられる作品です。 純粋さも、知識も、突き詰めると美しさを超えて恐怖となる。 冒頭からそんな不思議な恐ろしさを纏う世界観に、終始ぞくぞくと怯えながら鑑賞しました。 とても印象的だったのは、夕焼けを見に行こうと誘ったドライブデート先でのこと。 観劇されたみなさんはどう解釈されたのでしょうか。 地球の中心、海の中の夕焼けとはなんだったのでしょう。 マグマのこと……?それとも地獄? 個人的には「知識の海の中にある地獄」を描いているように感じました。 無知の純白から教養を得て色とりどりの世界となり、最後には知りすぎたゆえ真っ黒な悪魔に引きずり込まれてしまったのかなと。この作品を鑑賞されたとき、あなたは主人公のことを悪魔だと思いますか? それとも本人が言っていたように「ただの人間」なのでしょうか。 余韻を噛みしめれば噛みしめるほど味が滲み出てくる。そしてもう一度最初から見たくなってしまうような作品です。
twitterでの意見(抜粋)
突撃金魚「富豪タイフーン」観劇終わり。
ちょっと不気味なお屋敷と住人達。何も知らないって純粋で危険。したいことするって自由で負担。
最前列でロスコの香りに包まれながら、どうするのが正解だったのかなあと考えた。— 吉沢ナチ( ˘ω˘ ) (@nachiyszw) July 5, 2013
突劇金魚「富豪タイフーン」個人的に今までの作品の中で一番好きです。余韻がすごい。お時間ある方是非是非。
— 横田江美 (@eyokota) July 5, 2013
まとめ
観劇三昧富豪タイフーンのおすすめポイントは、
全員が関西弁・会話のテンポ
印象的でありながらも主張を抑えた表現力
もう一度見たくなる哲学的世界観
です!
いかがだったでしょうか?興味を持たれた方は、観劇三昧でぜひ観てみてください!
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