【観劇三昧レビュー】小松台東『仮面』を観た感想とおすすめする3つの理由

劇団名 小松台東

仮面

作・演出：松本哲也

キャスト
瓜生和成/今村裕次郎/松本哲也/小園茉奈（ナイロン１００℃）/廣川真菜美

スタッフ
作・演出:松本哲也
CP:佐藤こうじ/舞台協力:内山清人（サマカト）/宣伝美術:吉田電話/宣伝写真・舞台写真:保坂萌/制作:塩田友克/協力:BROOCLYN RIBBON FRIES・オフィス スリーアイズ・（株）キューブ・ナイロン１００℃・岡田コセ・半田美樹・Sugar Sound・krei inc./製作:嶌津信勝（krei inc.）・高山嘉孝（krei inc.）/企画・製作:krei inc.・小松台東

あらすじ

ここがおすすめ

※評価は主観です。

感想

開場し、客入りの様子からはじまる映像。 そう、このときからこの物語はもう始まっていたのです。 待ち人に時間を持て余す中、どうか絡まれたくないと願ってしまうような癖のつよい人が次々と現れ、客席側だと思っていたところにも会話のボールが投げかけられる。 次第に苛立ちから張り詰めてゆく空間に、気づけばすっかり巻き込まれていました。 あちらこちらで会話が繰り広げられては、「この人たちはどういう関係なんだろう」「この人はなにが言いたいんだろう」「あれ、この人はもしかして…」とそれぞれが抱えている背景を想像させられてしまいます。どこか聞き耳を立てているような気持ちになり、それもまた日常でのデジャヴを感じて、よりリアルで起きている事のように頭が騙されてゆきます。 そして終盤にかけ一室の緊張感が極限に達し、顕になる彼らの本性。 その姿から「ザイメイ」と「オンシャ」の正しい表記が頭に浮かぶのです。

twitterでの意見(抜粋)

小松台東“east”公演「仮面」観劇。恩赦説明会に集まった訳ありな人々。講師の弁護士先生はなかなかやって来ない…。その苛立ちの70分をリアルタイムで観せる。痺れるほど嫌な時間を体感した。素晴らしい。開場から物語は始まっているので、その時間から観て欲しい。

— すずきとしお (@ToshioSuzu) March 10, 2019

小松台東『仮面』観劇。とある特殊な説明会。愚かな人、弱い人、邪悪な人、悲しい人、優しい人々がもつれる胸がざわざわする70分。そんな甘い話ないよなという諦めと、それでも自分の人生がちょっとはまともになるんじゃないかという小さな希望が滑稽で切ない。面白いです。さすがにうまい。お見事。

— みきどん (@miki_m_1102) March 10, 2019

小松台東『仮面』。地下にある劇場から地上に出る時「あそっか、別に雨降ってなかったんだった」って思ってしまい、完全に負けたなぁって。完全に巻き込まれてそんな気にさせられてた。とても演劇。力技なんて使わなくても観客は取り込まれてしまうのだよ。演劇。俳優がただそこにいる、って凄いこと。

— 佐藤みゆき (@satoukichiyome) March 12, 2019

まとめ

観劇三昧仮面のおすすめポイントは、

没入型演劇

音響や照明の演出もない空間

「ザイメイ」と「オンシャ」

です！

いかがだったでしょうか？興味を持たれた方は、観劇三昧でぜひ観てみてください！

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→ 観劇三昧で小松台東『仮面』を観る

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