マチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』

『「観劇三昧」でおすすめの動画がわからない』という人向けに動画紹介をしています。

今回は観劇三昧で配信されている動画であるマチルダアパルトマン「ばいびー、23区の恋人」の紹介をします。

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目次

観劇三昧でマチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』を観る!

基本情報

この作品は無料作品 です。定期購読することでご覧いただけます。

再生時間

0時間53分35秒

キャスト

松本みゆき/宍泥美/宮地洸成

スタッフ

脚本・演出:池亀三太

マチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』のあらすじ

世間様の感覚からすると致命的なまでに貞操観念の緩い女、町子は、止まらない被害妄想によって勝手に追い詰められ、その結果、何故かアルバイト先の牛丼屋のレジの金を掴んで店外へと走り出してしまう。
自分の重大な過ちに気付いた町子は、唯一の友人でありながら、借金の負い目から2年間も音信不通にしていた明里に助けを求め、牛丼屋への謝罪に同行してもらう。
明里の涙ながらの必死の土下座による謝罪によって、なんとか牛丼屋に示談という形で許してもらうことに成功した。
明里は町子のあまりのだらしのない生き方を改めるため、そのだらしなさが原因で東京都23区の各区に一人ずついる23人もの恋人たち全員と別れる旅に出るように説得する。
明里の説得に応じた町子は、心入れ替えて生き方を正すことを決意し、己のだらしなさが原因で膨らんだ借金や恋人、それにまつわるトラブルの数々を精算すべく、明里に付き添われて恋人たちの住む街へと旅に繰り出す。
そうして、町子と明里の失恋ロードムービーは始まった。
どことなく似通っている町子の恋人たちは突然別れを告げられたことにより、激しく動揺し、必死に抵抗をする。町子の魅力に取り憑かれてしまっている恋人たちと、それぞれの愛憎劇を繰り広げながら旅は続いていく。
足立区では力づくの押し問答になり、墨田区では結婚を迫られ、新宿区では明里が付き合うことを交換条件として出され、大田区では誕生日を一緒に祝う。
まったくもって一筋縄ではいかない別れ話を繰り返していくうちに、別れ話にも慣れ、新鮮さを欠いてきて流れ作業と化していく。
そんな折り、訪れた渋谷区で恋人の自暴自棄ともとれる抵抗によって、二人は絶体絶命のピンチに陥ってしまう。
「恋」だとか「愛」だとか「好き」だとか「愛してる」だとかに散々振り回されまくってドロドロに絡まった痴情のもつれの果てに、町子は明日からの自分らしい本当の生き方にたどり着く。
町子は無事に23人の恋人たちと『ばいびー、』と軽やかに告げることが出来るのか。

https://kan-geki.com/streaming/play/1505

マチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』のここがおススメ!

友達にはなりたくないけど、憎めない主人公。

あまりにもだらしがなく、一緒にいるとこちらまで被害が及びそうなほど生理的に危機感を覚えてしまう主人公・町子。でも彼女を知れば知るほど、自分の心に素直にしたがって無邪気に生きている姿が羨ましくさえ思えてしまいます。

東京23区の男たち。

東京23区に一人ずついる町子の彼氏たちを一人の役者で演じきっています。それぞれ彼女に振り回されている様子には同情しながらも、モブのようでモブではない彼氏たちの個性を感じられました。

観客に寄り添うつっこみを入れていく女友達

町子の女友達である明里はおそらく登場人物で一番、観客側との価値観が近い存在。観客が抱く違和感もメタなつっこみとして笑いに変えていて、観客が物語により親近感を抱くきっかけとなっていると思いました。

マチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』の個人的な評価

笑い 4.5
独創性 4.5
美しさ 3
迫力 2
感動 4
総合 3.5
マチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』の個人的な評価

マチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』を観た感想

世間の常識にはまらない無頓着ぶりが災いして、今や東京23区それぞれに一人ずつ彼氏がいるという主人公の町子。そのあまりにだらしない性格を改めさせるため、友人の明里はその彼氏たち全員と別れさせるための旅へ連れ出します。 明里はとにかく町子に尽くしているのですが、最初はなぜそこまでしてあげられるのだろうかと不思議に感じていました。でも物語が進むごとに、私自身も主人公を憎めなくなっていたのです。主人公はあくまで自分の感情を素直に受け入れて行動しており、そこに悪意はなく、むしろ純粋すぎるほどで。その姿に羨ましいとさえ思えていました。 また、ただただ23人と男たちを別れていく物語を3人芝居で演じきることで客観的に生まれてしまう違和感も、会話の中でメタなつっこみとして落とし込み、笑いに昇華させていたのがお見事だなあと感心さえしていしまいます。 失恋ラブコメディという、笑って、笑って、ときに意外な展開にハラハラして、最後は切なくも爽やかな風が胸に吹き込む流れすべてがいい塩梅で。心を動かすのにちょうどいい作風で好きでした。

マチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』のSNSでの感想・口コミ

マチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』のSNSでの感想・口コミ1
マチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』のSNSでの感想・口コミ2
マチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』のSNSでの感想・口コミ3

まとめ: マチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』はかなりおススメ!

観劇三昧の演劇動画、マチルダアパルトマン『ばいびー、23区の恋人』のおすすめポイントは、

友達にはなりたくないけど、憎めない主人公。

東京23区の男たち。

観客に寄り添うつっこみを入れていく女友達

です!

いかがだったでしょうか?興味を持たれた方は、観劇三昧でぜひ観てみてください!

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