【ランキング】歴史上有名な脚本家5選

ウィリアム・シェイクスピア (1564-1616)

イギリスの劇作家

代表作：四大悲劇『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』

数えきれない代表作を持ち、世界でもっとも有名な劇作家だと考えていいでしょう。

ペストが流行して劇場が一時閉鎖された頃には詩作にも挑戦し、詩でも才能を発揮させていたそうです。

ヘンリック・イプセン(1828-1906)

ノルウェーの劇作家

近代演劇の父とも呼ばれ、シェイクスピアに次いで有名な劇作家です。

社会的な道徳をテーマにした演劇から個人の内面を掘り下げたリアリズム的な脚本は、今の口語劇にも影響を与えている。

代表作：「人形の家」

ソポクレス

古代ギリシアの三大悲劇詩人の一人。数多くの戯曲を残した。

ここにきて、時代が大きく遡り、ギリシア時代の偉人。

当時、演劇と言えば、一人で演じられて、コロスという合唱隊が話の筋道を観客に伝える役割を果たしていました。

ソポクレスは、コロスに依存せず、脇役を作り出すことで当時の劇作法に大きな影響を与え、演劇のそこからの発展につながりました。

代表作：『オイディプス王』

アントン・チェーホフ(1860–1904)

ロシアの劇作家。

彼の作品は、演出論で有名なスタニフラスフスキーによって演出されることが多かったです。

彼の作品「かもめ」は、最初大失敗し、絶望の中、スタニスラフスキーにより演出され再び上演されました。

そのときは大成功。チェーホフは同じ作品で成功と失敗を経験した珍しい人物です。

代表作：「かもめ」「桜の園」「ワーニャ伯父さん」「3人姉妹」

オスカー・ワイルド (1854–1900)

今のアイルランドで生まれた劇作家。