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今回は観劇三昧で配信されている動画である虚空旅団「誰故草」の紹介をします。
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基本情報
再生時間
1時間28分10秒
キャスト
得田晃子/つげともこ(浪花グランドロマン)/イトウエリ(空の驛舎)/久保田智美(遊劇体)/杏華(兵庫県立ピッコロ劇団)/竹田モモコ
スタッフ
作・演出:高橋恵/舞台監督:今井康平(CQ)/照明:浦部喜行(浪花グランドロマン)/照明操作:山本有香/音響:大西博樹/舞台美術:佐野泰広(CQ)/演出助手:はやまあつこ/制作協力:尾崎雅久(尾崎商店)/宣伝美術:勝山修平(彗星マジック)
虚空旅団『誰故草』のあらすじ
少し先の未来。戦争と除染で男性を見かけることのなくなった世界。郊外でささやかに共同生活をする女性たち。彼女たちは5人一組で仕事をし、家事を負担し合い、家族のように暮らしている。ある日、街の病院で暮らすメンバーの妹が彼女たちを訪れる。この日起こった小さな出来事は、脆弱な世界を受け入れようと沈黙していた女性たちの不満と不安を次第に露見させてゆく。
観劇三昧 「誰故草(定点映像)」
虚空旅団『誰故草』のここがおススメ!
健康のことから、異性に関する好みのことなど和気あいあいと女子トークに花を咲かせる場面に共感していると、ときに会話から見えてくる非現実の残酷な背景すらも、今まさに起こっている時事問題のようなリアルさを感じてしまいました。
絶望的な環境下でも小さな楽しみをみつけ、小さな希望をもって耐え抜いている姿。共感し支え合う優しさ。女性らしいしなやかで優しい力強さを感じました。
声で奏でる様々な音が重なり合い、ひとつの音楽となっていく様は、個性が重なり合い、支え合う彼女たちの絆を表しているようで美しかったです。
虚空旅団『誰故草』の個人的な評価
笑い | 4 |
独創性 | 4.5 |
美しさ | 4 |
迫力 | 1.0 |
感動 | 2.5 |
総合 | 3 |
虚空旅団『誰故草』を観た感想
舞台は放射能に汚染されてしまった日本。男性たちは兵役と除染に駆り出されてしまって街にはほとんどおらず、女性たちは国策により女性たちは共同生活。
同じ職場で働き、寝食もともにする女性たちのとりとめのない会話は、現代の女性たちとなんら変わらず、ときに愉快で親近感すら覚えました。
そしてときに見えてくる絶望の背景。
非現実的な設定なのに、私たちが生きているこの現実にもある日突然と起こり得るかもしれない。そんなリアルさがありました。
個人的にとても刺さったのが、ただただ働いて、子育てをする役目を全うする道しかない女性たちが嘆く「この目は、この耳は、この手足はなんのためにあるのか」という言葉です。
彼女たちと比べれば観ている私たちには、まだ見るものも、聞くものも、感じたいものも自分たちで選ぶことができます。現代でも求められたことをただこなすだけの人たちもいますが、彼女たちが求める自由が私たちにはあり、そしておそらくこの自由に選択していけることこそが、生きる実感になるのかなと。
原発が襲われて汚染することも、そこから始まる戦争も、決してファンタジーな話ではないと思います。
だからこそ今ある自由な選択を、後悔なく実感していくべきなのだとこの作品で教えられたようでした。
虚空旅団『誰故草』のSNSでの感想・口コミ
まとめ: 虚空旅団『誰故草』はかなりおススメ!
観劇三昧の演劇動画、虚空旅団『誰故草』のおすすめポイントは、
親近感からの没入感
女性のたおやかさ
合唱シーン
です!
いかがだったでしょうか?興味を持たれた方は、観劇三昧でぜひ観てみてください!
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