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無料
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基本情報
劇団名 ステージタイガー
without SUN
作・演出:虎本剛
キャスト
谷屋俊輔・白井宏幸・南由希恵・鍋海光・椿優希・池治徹也・小林聖也・なんきちこ・山下健吾(以上、ステージタイガー)/生田朗子/有元はるか(カヨコの大発明)/上西秋穂/関愛加(Zsystem)/葵郁美/青城里花/加我羽菜/小杉円華/佐々木孝輔/柳原宇至/山根夢咲/芳本紗良
スタッフ
原作・照明・制作:市橋さよ/舞台監督:増田一帆/舞台監督補佐:中嶋さおり/美術:岩永さくら・山口礼・丸山日菜/美術補佐:杉岡亮介/音響:北條杏奈・渡辺紘亘/音響補佐:横田和也・大谷健太郎/照明・映像編集:高橋ほのか/照明補佐:溝渕功・牟田耕一郎/制作:都甲望由/制作補佐:角居香苗・竹中薫/宣伝美術:増田一帆/カメラ撮影:山崎綾香・花田彩加音/映像撮影:左部穂歌・阿部琴水・内山隆貴・溝端未久・惠大貴/映像編集:増田一帆/振付:アミジロウ/学生指導:鯖田明・杉岡亮介・角居香苗・北野雅也/虎の子:小野愛寿香・梅田修平・ザキ有馬・竹林なつ帆・藤原奈々美/製作総指揮:杉岡亮介・hige/企画製作:学校法人日本写真映像専門学校・ステージタイガー
あらすじ
アンドロイド開発が進み適応できない人間は学習システムが管理する施設に送られるようになった近未来。施設から逃げ出したサキはアンドロイドに反対する町【ノスタルジア】を目指す。目指す途中に倒れたサキを助けたのは、ノスタルジアで過ごすアンドロイド・リリーだった。リリーの明るさに触れるうちに徐々に心を開いていくサキ。 しかしリリーの開発者の1人だという男が現れ……。
ここがおすすめ
照明効果が随所に。
舞台の一部だけを照らす明かりでも色や角度に工夫が凝らされており本当に陽の光が刺しこんでいるように見える場面も多々あります。それだけでなく、窓型の舞台装置に照明を当て後ろを通る人が影絵のように見える箇所があったり、暗色で舞台を照らしつつも一部をサスで抜くことでアンドロイドの立体感、人口物感を演出していたりと照明の効果が随所に発揮されています。
明るく前向きなキャラクターに元気をもらえる。
リリーをはじめとするキャラクターたちの元気のよい会話、楽しげな表情に観ているこちらも元気をもらえます。「こんな人たちが傍にいてくれたらいいな」と思うのはもちろんのこと、「この人たちのためなら頑張れる」「この人たちみたいに自分も元気を届けられる存在になりたい!」と前向きな気持ちにしてくれます。
主人公・サキの成長に感動。
施設を逃げ出し、自分で生きていくためにノスタルジアを目指すサキ。最初は意地っ張りでリリーにもウメにも心を閉ざしていた彼女でしたが、カフェのお客さんやリリーと交流するうちに明るさを取り戻していきます。そして最後には自分の意思でリリーを助け、彼女と共に旅をする決心をします。サキとリリー、そして周囲の人たちも一歩踏み出そうと変わっていく様子に、勇気をもらうこと間違いなし。
※評価は主観です。
笑い | 1.0 |
独創性 | 4.0 |
美しさ | 3.5 |
迫力 | 2.0 |
感動 | 3.0 |
総合 | 3.0 |
感想
今作品には「自分とは」、「生きていくとは」という大きなテーマが込められています。 人間とアンドロイドを比べるとどうしても人間の不器用さ、アンドロイドの有能さが目立ちます。それに悩む主人公、そしてアンドロイドにも関わらず自身の存在意義に悩むリリー。彼女たちの葛藤は人間、アンドロイドという立場を超え見る者全てに「自分はどうなんだろう」という問いかけを与えてくれます。アンドロイドが人間に取って代わる可能性が高まっている現代で、この作品は我々に人間であることの意味、人間だからこそできることを考えさせてくれます。 またアンドロイドものに多い世界観の説明の不足や、アンドロイドの機能の突飛さなども無く作品の世界に矛盾もありませんでした。観ていてわからない部分も無く、スムーズに世界に入り込むことができました。 だからこそ、作品中盤以降にリリーのもう一人の開発者が登場してからのリリー、サキの葛藤シーンの薄さが目立ちました。前半で各々の交流、サキの成長を描く時間が多かった分、リリーが町を出る決意をするまでが短く感じました。 ただ役者さん一人一人のパワー、作品タイトルから作品のメッセージは十分伝わり前向きな気持ちになることができました。
twitterでの意見(抜粋)
本日はのぶながにてお世話になったhigeさんとSHASENの皆様、そして紗良ちゃんのご縁でステージタイガーさんの『Without Sun』を観劇しに近鉄アート館へ👏
演者の皆さんの個性的なキャラがとても魅力的な素敵な舞台でした✨
紗良ちゃんのオープニングでの素敵な笑顔がとても印象的でした☺️#ウィズサン pic.twitter.com/IrXGfWA9Nm— 森口 誉大 Takahiro Moriguchi (@Takahiro_M_alt) January 29, 2022
SHASEN×ステージタイガー
「without SUN」
人間とアンドロイドの関係であったり、移民との対立であったり深いテーマ性を持ちながらも、シリアスとコメディの絶妙なバランスで重めになりすぎない所や、徐々に明らかになる真実や怒涛のストーリー展開も非常に好みであった。
#ウィズサン pic.twitter.com/adSjI9ZpZO— ZUKA(ずか)︎🐻🍅💜🩵🍄 🐷 (@zuka2002) January 30, 2022
SHASEN×ステージタイガー
『Without Sun』観劇しました🐯途中からエヴァン○リオンとのシンクロ率高めでした…😂
優しく温かいお話し故にもっと近くで可能ならもっと小さな劇場で濃度高めに観たかったかもです🦆そしてナポリタンよりコーヒーが欲しくなりました☕️#ステタイ #ウィズサン— 山中麻里絵/やまちゅう (@ymnk_03) January 31, 2022
まとめ
観劇三昧without SUNのおすすめポイントは、
照明効果が随所に。
明るく前向きなキャラクターに元気をもらえる。
主人公・サキの成長に感動。
です!
いかがだったでしょうか?興味を持たれた方は、観劇三昧でぜひ観てみてください!
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