漫画の世界から飛び出したような世界観と、クオリティの高いキャラクタービジュアルが話題の「2.5次元舞台」。
今や人気漫画が「2.5次元化(=舞台化)」する流れは定番となりつつあります。
今回は、少年漫画雑誌「週刊少年チャンピオン」連載の人気漫画の中から、2.5次元化した作品を2つ紹介します！
自転車ロードレースに命をかける！大人気コミック「弱虫ペダル」
「弱虫ペダル」とは？
「週刊少年チャンピオン」にて好評連載中の、渡辺航先生による最新巨編です。累計発行部数は3000万部を突破しています！アニメ・ドラマ・ゲームと幅広くコンテンツを展開し、2020年に公開された実写映画が記憶に新しい人も多いはずです。「弱ペダ」という愛称で親しまれる本作は、2023年に原作が15周年を迎えています！長い間ファンから愛され続ける、大人気作品となっています。
あらすじ
“ ママチャリで激坂を登り、秋葉原通い、往復90km!! アニメにゲーム、ガシャポンフィギュアを愛する高校生・小野田坂道、驚異の激コギ!!ワクワクの本格高校自転車ロードレース巨編!! “
https://www.akitashoten.co.jp/series/2292
2.5次元舞台の金字塔！「ペダステ」
「弱虫ペダル」は、舞台「弱虫ペダル」として2012年2月に初めて舞台化されました。愛称は「ペダステ」です。自転車ロードレースが主本である本作。*舞台化は不可能と言われていましたが、演出家の西田シャトナーが生み出した独自の表現技法によってそれが叶えられました。“パズルライドシステム”と呼ばれるその技法は、１本のハンドルと俳優によるマイムでロードレースを表現するものです。革命的手法だと賞されたこの演出は、今やペダステではお馴染みとなっています。初演から10年以上経っている現在もシリーズは続いており、キャストの移り変わりはあるものの、その熱い想いと独自の演出は受け継がれています。
舞台化されたエピソードは？
弱虫ペダルでこれまで舞台化されたのは17作品です。
・舞台「弱虫ペダル」(1作目)
・舞台「弱虫ペダル」箱根学園篇〜眠れる直線鬼〜 (2作目)
・舞台「弱虫ペダル」インターハイ篇 The First Result (3作目)
・舞台「弱虫ペダル」インターハイ篇 The Second Order (4作目)
・舞台「弱虫ペダル」箱根学園篇〜野獣覚醒〜 (5作目)
・舞台「弱虫ペダル」インターハイ篇 The WINNER (6作目)
・舞台「弱虫ペダル」IRREGULER〜2つの頂上〜(7作目)
・舞台「弱虫ペダル」〜総北新世代、始動〜(8作目)
・舞台「弱虫ペダル」〜箱根学園新世代、始動〜(9作目)
・舞台「弱虫ペダル」新インターハイ篇〜スタートライン〜(10作目)
・舞台「弱虫ペダル」新インターハイ篇〜ヒートアップ〜(11作目)
・舞台「弱虫ペダル」新インターハイ篇〜箱根学園王者復路（ザ・キングダム）〜(12作目)
・舞台「弱虫ペダル」新インターハイ篇〜制・限・解・除（リミットブレイカー）〜(13作目)
・舞台「弱虫ペダル」新インターハイ篇FINAL〜POWER OF BIKE〜(14作目)
・舞台「弱虫ペダル」SPARE BIKE篇〜Heroes〜(15作目)
・舞台「弱虫ペダル」The Cadence! (16作目)
・舞台「弱虫ペダル」THE DAY 1 (17作目)
気になるキャストは？
小野田坂道 : 村井良太
今泉俊輔 : 太田基裕
鳴子章吉 : 鳥越裕貴
巻島裕介 : 馬場良馬
田所迅 : 大山真志
金城真護 : 郷本直也
福富寿一 : 森本亮治
荒北靖友 : 鈴木拡樹
東堂尽八 : 玉城裕規
寒咲通司 : 倉貫匡弘
(敬称略)
以上豪華キャストが揃っています。
※なお、上記は初演時のキャストであり、2作目以降キャスト変更があります。
続編決定！弱虫ペダルの最新情報
このように歴史ある人気舞台となっているペダステですが、実は続編も決定しています。
2024年3月、新キャスト3作目・歴代18作目となる舞台「弱虫ペダル」THE DAY 2が上演されます！新たなキャストも加わり、さらなる熱い舞台に期待が膨らみますね。
鬼vs桃太郎⁈新たなダークヒーロー誕生「桃源暗鬼」
「桃源暗鬼」とは？
「週刊少年チャンピオン」にて2020年から連載中の、漆原侑来先生によるバトル漫画です。タイトルから連想されるように、本作は桃太郎を題材としています。現代まで続く鬼vs桃太郎の抗争が鬼側の視点で描かれ、子孫である登場人物たちの生き様や人間模様にもクローズアップされた重厚なストーリーになっています。2023年6月には「桃源暗鬼」プロジェクトが発表され、今人気急上昇中の少年漫画です。
あらすじ
「お前は鬼の血を継いでいる……」 主人公・四季は自らの血に棲む者と出逢うことになる。新世代ダークヒーロー鬼譚ここに開幕!
待望の舞台化！舞台「桃源暗鬼」
「桃源暗鬼」プロジェクト第1弾として、舞台「桃源暗鬼」が2024年2月から3月にかけて上演決定しました！初めての舞台化ということで、既に注目が集まっています。
舞台ではどのエピソードまでやる？「桃源暗鬼」で描かれるエピソード予想
「桃源暗鬼」は初の舞台化、アニメ化もまだされていない作品ということで、原作でいうどこまでのエピソードが舞台化されるのか気になるところです。そこで、現在解禁されている情報から、今回の舞台でどこまで描かれるのかを予想していきたいと思います！
・桃宮唾切がメインビジュアルで目立つ位置にいる
・キャストに「芽衣」の名前がある
・キャストに36話以降に登場するキャラクターの名前がない(桃寺神門など)
→これらの点から、京都の襲撃（原作35話）まで舞台化されると予想します！
参考 : https://stage-tougen-anki.com/
「桃源暗鬼」で気になるキャストは？
一ノ瀬四季 : 阿部顕嵐
無陀野無人 : 立花裕大
皇后崎迅 : 高橋怜也
矢颪碇 : 草地綾野
遊摺部従児 : 廣野凌大
屏風ヶ浦帆稀 : 綿谷優奈
手術岾ロクロ : 灰塚宗史
漣水鶏 : 山﨑紫生
花魁坂京夜 : 田口涼
桃宮唾切 : 北村諒
(敬称略)
ほか豪華キャストが名を連ねています。
アニメ化はする？最新情報
「桃源暗鬼」プロジェクトではPVが公開されており、主人公・一ノ瀬四季の声を浦和希さんが担当しています。また、浦さんはプロジェクトの応援隊長も務めているとのことです。現在アニメ化の発表はされていませんが(2023年11月現在)、今後発表されるのではないかと予想されています。
まとめ
いかがでしたか？
歴史の長い人気舞台と、初の2.5次元化に期待が高まる舞台…どちらも魅力的です。
「週刊少年チャンピオン」 から2.5次元化される漫画は、ますます増えていくことでしょう。今後も2.5次元舞台に注目です！
