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今回は観劇三昧で配信されている、演劇ユニットろりえによる『桃テント』の紹介です。
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ろりえ『桃テント』 作品情報
| 劇団 | 演劇ユニット ろりえ(主宰: 奥山雄太) |
| 初演 | 2017年(下北沢駅前劇場) |
| 脚本・演出 | 奥山雄太 |
| 主なキャスト | 奥山雄太、徳橋みのり、七味まゆ味 ほか客演多数(PLAT-formance、Mrs.fictions、柿喰う客、第27班、犬と串) |
| 配信 | 観劇三昧(有料会員作品) |
ろりえ『桃テント』のあらすじ
テントを建てられない妻と、閉所恐怖症な夫は、とある音楽フェスで出会う。桃色のテントが繋いだ2人の仲は、忙しく流れる日々の中、段々とすれ違っていく。
そんな中、海外出張に出た夫は謎の国に着陸することになった。どうやら日本に何かがあったようだ。夫は桃テントを担いで妻に会いに行く。
「それでも、結婚は最高だった。」
ろりえ『桃テント』のここがおすすめ!
結婚と仕事、2人の人生の物語
本作は華々しい結婚式から始まりますが、冒頭で2人は離婚することが分かります。
忙しさによるすれ違いは、出会った頃の新鮮な気持ちを蝕み、それぞれの孤独や焦燥感を際立たせてしまったようです。
それでも今を懸命に生きて進んでいく2人の姿に、結婚って素敵だなと温かい気持ちになれる物語です。
実力派俳優陣による迫力の演技
当作には主人公の2人を始め、年齢層豊かな豪華俳優陣が出演しています。
各シーンに必ず脳裏に焼き付くクセの強いキャラクターが登場しますが、どのキャラクターも「もう一度観たい!」「もう一度登場して!」と願ってしまうほど魅力的です。
本作中に、新しい推しを見つけられること間違いなしです。
耳に残る軽快なライブシーン
本作は音楽がとても重要なキーワードになっており、劇中のライブシーン、またギターによる生演奏が作中のドラマをさらに盛り上げています。
特に、爽やかに盛り上げる路上ライブシーン、主人公の2人の心情の移ろいをギターで丁寧に描く静かな生演奏は、終演後も深く印象に残ります。
ろりえ『桃テント』の個人的な評価
| 笑い | ★★★★★(5.0) |
| 独創性 | ★★★★☆(4.5) |
| 美しさ | ★★★★☆(4.0) |
| 迫力 | ★★★★☆(4.5) |
| 感動 | ★★★★☆(4.0) |
| 総合 | ★★★★☆(4.5) |
ろりえ『桃テント』を観た感想
幸福感に満ち溢れた結婚式のシーンから一転、この物語は「離婚」についてのお芝居なのだと冒頭で悟ります。
友人や家族、さまざまな人を巻き込んだ「結婚」から、それぞれの道を選び、歩き出す「離婚」へ向かっていきます。
1人の時の孤独よりも、本当は誰かといるはずなのに1人でいる時の孤独の悲しさが、ひしひしと伝わってきました。
しかし作中は悲壮感よりも、個性的でパワフルなキャラクター陣による、次々と繰り出される爆笑シーンについていくのに忙しいです。
どんなにシリアスなシーンでも、必ず笑いを挟み込んでくるところに非常にストイックさを感じました。
2人の生活はどう変わったのか、周りの人との関係性はどう変化していくのか。「結婚」と「離婚」を取り巻く小さな社会、世間体には、誰しも苦しめられたことがあるのではないでしょうか?
後半はスケールの大きい展開となっていきますが、そんな時こそ大切な人を思い出すことがありますね。
「離婚」の話なのに、最終的に「結婚っていいなあ」と思わせてくれる、不思議なお話しでした。
まとめ: ろりえ『桃テント』はかなりおすすめ!
観劇三昧の演劇動画、ろりえ『桃テント』のおすすめポイントは次の3つです。
- 結婚と仕事、2人の人生の物語
- 実力派俳優陣による迫力の演技
- 耳に残る軽快なライブシーン
いかがだったでしょうか?興味を持たれた方は、観劇三昧でぜひ観てみてください。
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