「ストアカ」と「ココナラ」の比較

時代も進んだもので、様々なスキルシェアサービスで自由に学びができるようになりました。

とは言ってもスキルシェアサービスがたくさんあって、どう選べばいいのか分からないという方も読者の中にはいらっしゃるかと思います。

そこで今回は2つのスキルシェアサービスに焦点を当てて比較します。

今回比較するのは「ストアカ」と「ココナラ」の2つのスキルシェアサービスです。

それでは早速、2つのスキルシェアサービスについて見ていきましょう。

ストアカとココナラ ざっくり比較(2025年時点)
ストアカ: 学習プラットフォーム型 / 講座数 8.4万件 / 累計受講者 150万人超 / 講師は実名・顔写真・事前審査
ココナラ: サービス購入型 / 累計出品サービス 100万件突破 / 会員数 約600万人 / 出品者は匿名可

目次

ストアカの場合

まずは「ストアカ」について見ていきましょう。

ストアカの詳細については以前に紹介した記事がありますので、こちらの記事からご参照ください。

ここではストアカについて、どんなサービスなのか、講座数がどれだけあるのか、コスパ面はどうなっているのか、演劇講座に限ればどれだけあるのかを見ていきます。

ストアカは「学習プラットフォーム型」のサービス

一口にスキルシェアサービスとは言っても、実はいくつか種類があるのはご存知でしょうか。

ストアカの場合は「学習プラットフォーム型」のサービスに該当します。公式には「まなびのマーケット」を標榜するサービスです。

学習プラットフォームとは別の言葉で言い換えれば、教えたい人(講師)と学びたい人(受講者)を繋ぐプラットフォームのことです。

このような性格から、ストアカはオンライン上での習い事・学習型のサービスと言っても差し支えないでしょう。

一見するとスキルシェアサービスに大きな違いは見えにくいかもしれませんが、ココナラのように全く性格の異なるものも多くあります。

ココナラがストアカとどう性格が異なるのかについては追って解説します。

ストアカの講座数は?

いくらスキルシェアサービスとは言っても、受けられる講座が少なければ意味はありません。

その点について、ストアカでは心配には及びません。

2024年9月の公式発表によると、ストアカの講座数は約8.4万件、累計受講者数は150万人を突破しています。

受けられるジャンルも約500と大変充実しており、その中には演劇分野も含まれます。

なお、ストアカはオンラインプラットフォームではありますが、受講できる講座はオンラインのみにとどまりません。

ストアカでは対面講座やハイブリッド形式の講座も取り扱っており、特に20代では受講割合に占める対面講座の割合が5割を超えていました。

その対面講座で人気なジャンルの中には演劇も含まれています。

講師陣は事前審査に通った人のみ!

講座数が充実していることは分かりましたが、講師陣はどうなのでしょうか。

オンラインプラットフォームなので質が必ずしもいいとは言えないのではないかと懸念される方もいらっしゃるかと思いますが、ストアカについては心配には及びません。

ストアカでは、ストアカの実施する事前審査に通った人しか講師として開講することができません。

加えて、ストアカでは講師は実名かつ顔写真付きの登録となります。

そのため、ストアカでは講師の顔が見えるという点で安心・安全性が担保されています。

演劇のジャンルに限っていえば、講師陣は第一線で活躍する実力者が揃っています。

中には著名な劇団で活躍されている講師もいるので、講座の質も良質な上に体系的に学べるものが多いところが嬉しいです。

ストアカのコストパフォーマンスは?

いざオンラインプラットフォームで学ぶとなったときに、判断材料になるもののひとつとしてコストパフォーマンスがあることも否めません。

ストアカの費用面の事情はどうなのでしょうか。

講座が様々あるので一概には言えませんが、演劇ジャンルに限った場合で見ていきましょう。

1セッションあたり2,500~6,000円前後の価格帯が中心です。

なお、セッションという言葉を使っているのは、単発のものから1回で複数セッション受講するものまであるためです。

1セッションあたりの受講時間も講座によって2時間~7時間と幅が広く、価格だけでは一概には言えませんが、特段高すぎるということはないでしょう。

なお、ストアカへの登録は受講者・講師ともに無料です(講師は受講料収入が発生した場合に成果報酬手数料10~20%が引かれる仕組みです)。

ストアカで受けられる演劇講座はどれだけあるの?

ストアカで受けられる演劇講座としては主に、インプロ(即興演劇)、発声・滑舌練習、朗読、演技などが多いです。

近年は即興コメディーという珍しい部類の講座も登場しており、ラインナップは年々拡充傾向にあります。

ストアカの演劇講座で代表的なのは「即興演劇から学ぶ表現とコミュニケーション|インプロ」という講座で、インプロゲームという方式で楽しみながらインプロを体験するコース構成になっています。

具体的な講座数は時期によって変動しますが、執筆時点の検索結果では数百件規模の演劇講座がヒットしています。以前の記事でストアカで受けられる演劇講座(人気講座10選)を紹介しているので、気になる方はそちらも併せてご参照ください。

ココナラの場合

ここまでストアカの場合について紹介してきましたが、ココナラの場合はどうなのでしょうか。

ここからはココナラについて紹介していきます。

ココナラとはどういうサービスなのか、出品数がどれだけあるのか、コスパ面はどうなのか、演劇関連の出品に限ればどれだけあるのかなどについて、ストアカとの違いに触れながら見ていきます。

ココナラは「サービス購入型」のサービス

一口にスキルシェアサービスとは言っても、いくつか種類があることについて触れました。

先ほど紹介した「ストアカ」は「学習プラットフォーム型」でしたが、対する「ココナラ」はどうでしょうか。

ココナラは「サービス購入型」のサービスに該当します。公式には「スキルマーケット」を標榜しています。

「学習プラットフォーム型」と「サービス購入型」はどう違うのでしょうか。

「学習プラットフォーム型」は先にも解説したように、教えたい人と学びたい人を繋げるという性格がありますが、「サービス購入型」にはそのような性格はありません。

「サービス購入型」のスキルシェアサービスでは、ほぼ文字通り自分のスキルそのものを売り買いする性格があります。

例えばイラスト作成が得意な人がそのスキルを出品し、ココナラのユーザーは出品者に費用を払ってイラストを作成してもらう、というのが基本パターンです。

演劇に関して言えば、台本の執筆依頼やナレーション収録依頼などが典型例にあたります。

ココナラの出品数は?

ストアカでは約500ジャンル、8.4万件の講座がありましたが、ココナラの場合はどうなのでしょうか。

ココナラは2025年10月に、サービス開始から約13年で累計出品サービス数100万件を突破したと公式に発表しました。会員登録数は約600万人、カテゴリ数は約740種類に拡大しています。

出品とは言っても必ずしも講座とは限らないので、数字だけで比較するのは難しいところですが、出品の総量だけで見ればココナラの方が圧倒的に多いと言えるでしょう。

演劇の分野で言えば、台本執筆の出品やナレーションの提供などといったものが出品されています。

これを見るとさすがサービス購入型であるだけのことはあり、アウトソーシングの性格を帯びているようにも見えます。

演技やヴォイストレーニングなどのコーチング系も無いわけではありませんが、ストアカと比べると見つけるのが少々難しい点が悔やまれるところです。

ココナラの出品者は?

出品数が多いココナラですが、出品者の構成についてはどうなのでしょうか。

ストアカでは事前審査を受けた上で実名かつ顔写真付きの登録が必須になっていますが、ココナラでは事情が少々異なります。

ココナラでは必ずしも実名表記になるとは限りません。

実名表記をしている出品者もいますが、中にはスタジオ名やニックネームで表記されている出品者も少なくありません。

また、顔写真も義務ではありません。

なお、依頼する側(購入者)についても匿名で利用できます。

以上を踏まえて、ココナラでは出品者・購入者ともに匿名性が高いサービスと言えるでしょう。

ココナラのコストパフォーマンスは?

ココナラの特徴として、もともと「500円から」という低価格帯から始まったサービスだったことが挙げられます。

現在は出品者が自由に価格を設定できる仕組みになっており、最低価格はサービスによって異なりますが、依然としてワンコイン~数千円台のサービスも多く見られます。

ココナラで出品されている演劇のジャンルだと台本作成やナレーションの提供などといったものがありますが、ここは演劇ジャンルのレッスンに絞って見ていくことにします。

演劇ジャンルのレッスン(カウンセリング含む)については1,000円~1万円前後と、ストアカ以上に価格帯の幅が広いです。

1セッションあたり2,500~6,000円のストアカと比較してみると、ココナラでは2,000円から3,000円のものがよく目立ち、また最低価格がストアカよりも低い傾向にあります。

出品されているもの次第ではありますが、ココナラのコストパフォーマンスは侮れません。

なお、ココナラへの登録はストアカと同様、無料です。

ココナラで出品されている演劇関連サービスは?

ココナラで「演劇」と検索すると、台本執筆やナレーションの提供などが多くヒットします。「演劇 レッスン」など条件を絞り込むと、より教える系のサービスが見つかります。

ストアカでもあったような発声・滑舌練習や朗読、演技のレッスンなどがココナラでも見られます。

ココナラならではの特徴としてオーダーメイドのレッスンも出品されているところが挙げられます。

自分の課題に合わせてレッスンをカスタマイズできるレッスンが出品されているのは嬉しいポイントです。

また、ココナラには脚本の書き方のレッスンや、脚本そのものの執筆代行サービスもあります。脚本執筆代行は概ね5,000円~数万円程度の価格帯が中心です。

ストアカとココナラの比較結果!

ここまでストアカとココナラを比較してきました。

ここで改めてストアカとココナラの比較について下記の表でまとめてみましょう。

比較項目ストアカココナラ
サービス形態学習プラットフォーム型(まなびのマーケット)サービス購入型(スキルマーケット)
規模講座数 約8.4万件 / 累計受講者 150万人超累計出品サービス 100万件超 / 会員 約600万人
講師・出品者事前審査済み・実名・顔写真必須匿名・ニックネーム可
価格帯(演劇)1セッション 2,500~6,000円が中心1,000~10,000円と幅広い
演劇関連の特徴体系的なレッスンが豊富(インプロ・即興コメディー等)台本執筆代行・オーダーメイドレッスン等
登録料無料無料

一口にスキルシェアサービスとは言っても、「学習プラットフォーム型」のストアカと「サービス購入型」のココナラで性格が異なることについて触れました。

講座(出品)数についてはストアカよりココナラの方が全体的に多いですが、演劇分野の体系的なレッスンに限ればストアカの方が見つけやすいです。

講師陣(出品者)については事前審査を受けており、実名かつ顔写真付きのストアカの方が透明性は高いですが、匿名で利用したいということであればココナラの出番です。

コストパフォーマンス面においてはココナラの方が安く受けられるレッスンが多くなっています。

ただし、著名な劇団に所属するなど、第一線で活躍する講師から体系的に学びたいということであればストアカの方に分があります。

そして扱われているレッスンについては、ストアカ、ココナラ双方で個性的なものがそれぞれあります。

発声・滑舌練習、朗読、演技のレッスンなどについては共通してありましたが、インプロや即興コメディーが充実しているのはストアカならでは、脚本執筆代行があるのはココナラならではでした。

登録料についてはストアカとココナラ共に共通しており、両方とも無料で登録できます。

ストアカとココナラ、自分に合ったものを使い分けよう!

今回はストアカとココナラの2つのスキルシェアサービスについて、双方を紹介しながら比較してきましたが、いかがだったでしょうか。

一口にスキルシェアサービスとは言っても、ストアカ(学習プラットフォーム型)とココナラ(サービス購入型)では性格が異なることに驚かれた方も読者の中にはいたのではないでしょうか。

ストアカとココナラ、2つのスキルシェアサービスにはそれぞれ強みがあります。

ストアカのインプロ(即興演劇)や即興コメディー、ココナラのオーダーメイドレッスンや脚本執筆代行など、それぞれ片方でしか見られないような講座・サービスもあります。

ストアカとココナラ、どのサービスがより自分のニーズを満たすか考えながら選ぶのがいいでしょう。

あるいは、ストアカとココナラは両方とも登録が無料なので、両方とも登録して必要な場面に応じて使い分けるのもおすすめです。

今回の比較記事が、サービス選びの参考材料になれば幸いです。

※本記事内の数値は2024年9月~2025年10月時点の公式発表およびサービス情報を基にしています。最新の数値や提供サービスは各公式サイトをご確認ください。

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